Windows10のインストール
Windows10をインストールします。ここではVirtualBoxを使用していますが実機でも表示される画面は同じです。
インストールメディアのセット
まず初めにインストールに使用するメディアを用意します。無ければインストールメディアの作成で、用途に合わせて作成します。
実機の場合は、DVDやUSBメモリなどのインストールメディアをセットしてから 起動時に指定のキーを入力するか、BIOS/UEFI の設定画面に入って起動デバイスの順序の設定をします。設定方法は使用しているシステムにより違いますので、マニュアルを読むか「 マザーボード名(機種名) BIOS 設定 」などで検索してみてください。
VirtualBoxにインストールする場合は、インストールメディアの作成でisoをダウンロードして仮想マシンにセットします。Virtual Boxの設定
レガシーBIOSとUEFI
実機にインストールする際に下に挙げた条件に当てはまる場合はインストールするモードを設定します。設定方法はシステムによって違い、最初に起動するデバイスによってモードが切り替わるタイプや、切り替えの設定項目がある場合もあります。
UEFIモードでインストール
- 起動ディスクに2TB超のディスクを使用する。
- セキュアブートなどUEFI依存の機能を使用する。
- デュアルブートで先に別のOSがUEFIモードでインストールされている。
レガシーBIOSモードでインストール
- そもそもUEFI機能が搭載されてない。少し古めのCore 2 DuoあたりのPCではUEFIに対応していないものがあります。
- デュアルブートで先に別のOSがレガシーBIOSモードでインストールされている。
- デュアルブートで後からLinuxをインストールする予定。もうほとんどのLinuxディストリビューションで対応はされていますが、セキュアブートが有効だとインストールできなかったり、不具合があった時の情報が少なすぎますのでレガシーBIOSモードでインストールしたほうが無難です。
現在インストールされているWindowsがどちらのモードか調べるには
「 Windowsキー 」+「 R 」 → 「 ファイル名を指定して実行 」 → 「 msinfo32.exe 」
と入力するとシステム情報が表示されて確認できます。

システム情報
※モードによって使い勝手は変わりませんが、ブートの仕方やハードディスクのパーティション形式などが違います。UEFIのほうは起動をさらに高速にしたりセキュアブート機能が使えたりします。最近のPCではほとんどがデフォルトでUEFIになっていると思います。
インストールの実行
Windowsのインストール

CDやDVDからブートするには何かキーを入力

インストーラーの起動

言語とキーボードの選択

今すぐインストール

セットアップを始めています

プロダクトキーの入力 → 「 次へ 」
プロダクトキーの入力をしない場合は「 スキップ 」

※プロダクトキーの入力をしないでインストールすることもできます。その場合は、インストール後にライセンス認証を求められます。
ライセンス条項に同意

Windowsのみをインストール

インストールするドライブの選択

※ここでフォーマットや、パーティションの削除、新規、割り当てなどが行えます。
Windowssをインストールしています

再起動

※ 実機で起動順序を BIOS / UEFI の設定で USBメモリ にしている場合は、ここで起動順序をハードディスクに切り替えます。DVDメディアは未確認ですが、以前のWindowsだと画面上にDVDなどのメディアを外す英語のメッセージが出ていました。メッセージが出たらメディアを外してから何かキーを叩きます。Virtual Boxの場合は何もしません。
↓ここからハードディスクにコピーされたWindowsの実行になります。
デバイスを準備しています

※何度か再起動されます。
プロダクトキーの入力 → 「 次へ 」
プロダクトキーの入力をしない場合は「 後で 」

※最初の画面でプロダクトキーを入力していればこの画面はありません。
簡単設定を使う

※ここで初期設定をする場合は「 設定のカスタマイズ 」を選択します。
PCのセットアップをしています。

重要な更新プログラムを取得しています。

所有者の選択

※個人で使用する場合は下を選択します。
※Homeでは、この画面はありません。
アカウントのセットアップ

※ ここでMicrosoftアカウントでサインインするとパソコンで使用するユーザー名(ユーザーフォルダなども)がMicrosoftアカウントのメールの@より前の部分になってしまいます。例えば user@xxx.xxx.jp の場合はユーザー名が 「 user 」 になります。ユーザー名を任意の名前にするには、いったん手順をスキップしてローカルアカウントを作成してから、インストール完了後にMicrosoftアカウントに切り替えます。切り替え方法はこちら
※Microsoftアカウント - Microsoftのサービスを利用して他の端末とネットを通じて連携する使い方をする場合には便利です。
※ ローカルアカウント - このPCのみで有効なユーザーアカウントです。Windows7まで通常使われてたユーザーアカウントで、Microsoftアカウントよりも外部との遮断性が高くなります。サインインしないと使用できないサービスやアプリもその都度サインインして使用が可能です。
※ Microsoftアカウントでサインインした場合の画面はページの下の方に載せておきます。
前の画面で手順をスキップした場合
ローカルアカウントの作成
ログインに使用する「 ユーザー名 」と「 パスワード 」を設定

アプリを設定しています

最後の処理をしています

インストール完了

Microsoftアカウントでサインインした場合
インストールのアカウントの選択でMicrosoftアカウントを選択したとき

PINの設定、4桁の数字を入力

※ユーザーアカウントのパスワードの代わりにPINを使用できるようになります。PINの設定は「 設定 」 → 「 アカウント 」 → 「 サインインオプション 」。
この画面のあと,アプリの設定に続きます

※Microsoftアカウントでサインインする場合は、本人確認が必要になります。
インストールメディアの取り外し
仮想マシンの場合は、Windowsを終了後、ISOの取り外し

※Windowsのエクスプローラーからも取り外せます。
Windowsの起動
Windowsを起動するとロック画面が表示されるのでEnterキーなどを叩くかマウスをクリックする

ログイン画面
表示されているユーザー名のパスワードを入力

※複数のユーザーが登録されていると、左下に表示されて選択できるようになります。
参考ページ:
Windows10の仕様とシステム要件
更新 / 修正日 | 2015/08/04 |
ページ作成日 | 2015/06/27 |
エディション | Windows10 製品版 10240 64bit Pro |